突然ですが、今あなたはゴルフに関する目標はありますか?
ゴルフに限らず、どんなスポーツにおいても目標設定が大事です。
大きな目標を掲げることはあなた自身をワクワクさせ、モチベーションにつながっていきます。
しかし、大きな目標を立てただけで終わってしまう方もいます。
例えば、アマチュアゴルファーの方が「アンダーパーで回る」という目標を立てたとしましょう。
この目標に向かって、どんな意識を持ってなにをしていくか、ということが具体的な行動につなげていく鍵です。
大きな目標だけだとどうなるか
大きな目標ばかりを意識すると、達成するまでの道のりが辛く感じる時がきてしまいます。
どんな分野でも、順風満帆に成長するわけではなく、山あり谷ありだ、ということは私から申し上げなくてもみなさん経験されていますよね。
いつまで経っても目標に近づけていないと感じてしまうと、学習性無力感という状態になってしまい、せっかくのやる気がなくなってしまいます。
小さな一歩を大事にする
例えば、一番下から上までたった一段しかない階段をイメージしてみてください。
とても昇りづらいですよね。
(もはや「階段」とは呼べませんが笑)
通常の階段は、自然に登れる高さの段がいくつもつながっています。
この一段一段を意識することが、目標を叶えるために大切なこと。
一歩の大きさは幅は人それぞれであり、他人と比べるものではありません。
「こんな小さな一歩で良いのだろうか」
なんて思う必要ありません。
一歩ずつ昇っていくことに意味があるのです。
大きな目標に向かって小さな一歩を考えるときは、マンダラチャートというものが参考になるので、ぜひ前回のメンタルゴルフをご覧ください。
ハードルは下げていい
小さな一歩、小さな成功を考える時、どうしても「大きな」一歩になってしまうことがあります。
そんな時は、自分で思っている以上に小さな目標を立ててみてください。
「50ヤード先のグリーンの的に1球だけ乗せる」
これで十分なのです。
できるようになったら、次の一歩を達成する。この繰り返しです。
ハードルを下げる、というと抵抗があるかもしれません。
忘れてほしくないのは、達成したい大きな目標は常に意識しておくこと。
大きな目標はブレずに意識し続け、小さな目標はそれに向かう階段であると考える。
すると、ハードルを下げることは階段をより細かくすること、という気持ちになれますよね!
成田緑夢選手は〇〇個に分けた
平昌パラリンピックで2つのメダルを取った成田緑夢選手。
成田選手は目標までの工程をなんと1万に分けているのです!
1万というととても細かすぎる印象です。
それくらい細かくやることを分けることが、1つずつ達成していくことにつながるんですね。
「今日、パターを握ってみる」
これくらい小さな一歩でOKなんです。
大事なことは、一歩ずつ積み重ね、継続していくこと。
いかがでしたか?
あなたのゴルフメンタルは、今すぐにでも変えられます。
次回のメンタルゴルフもお楽しみに!