人と比べてしまうことがよくない3つの理由

他人と比べてしまって、苦しくなることありませんか?

順位や結果が明確になるスポーツほど、人と比べてしまいがち。

人と比べることがモチベーションになる人もいますが、苦しくなるくらいなら比べないほうがいいです。

このコラムでは、人と比べてしまうことがよくない理由と、どうしても比べてしまう人にオススメの思考法をお伝えします。

人と比べることがよくない理由3つ

①他人ばかりみて自分をみつめなくなる

他人と比べるということは、他人ばかり見ているということ。

SNS、ブログ、YouTube、、、他人の活躍がたくさん目に入ってくる時代です。

最近、自分自身に何か問いかけたことはありますか?

自分ができたことを自分で認めてあげたことはありますか?

他人ばかり見ている人ほど、自分の行動や自分の気持ちを見ることができていません。

見つめるべきは自分自身なんです。

なぜか。

あなたの心の答えはあなた自身にあるからです。

他の誰でもありません。

他人と比較し続けても、その答えは埋まらないのです。

②人との比較に終わりはない

あなたの周りにいるAさんと自分を比べたとします。

あれこれ考えて、悩んで努力して、Aさんに追いついた(もしくは追い越した)と思ったとします。

その時に、頭の中に別のBさんはいませんか?

新しい他の誰かと比べてしまっていませんか?

そして、ある時またAさんと比べて始めてしまいます。

AさんもAさんなりに成長しているからです。

他人と比べることに終わりはないんです。

終わりがないことを延々と頭の中で繰り返してしまうことをこの先続けていったら、どんな未来が待っているでしょうか。

③無意識に人に優劣をつけてしまう

先ほどの例において、なぜAさんと比べたのでしょうか。

なぜCさんでもなくDさんでもなくAさんなのでしょうか。

心のどこかで、Aさんにはかなうはずで、CさんDさんにはかなわないって思っていませんか?

極端な例ですが、野球を始めたばかりの人がいきなり大谷翔平選手の活躍ぶりと比較するでしょうか。

しないですよね?

人と比較するということは、無意識に人に優劣をつけ、比べるべき人とそうでない人と線を引いてしまっているかもしれません。

つまり、無意識に他人を評価しているのです。

比べるなら自分と比べちゃおう!

「どうしても人と比べちゃうんです」

わかります。わたしも以前は他人との比較ばかりしていましたから(^^)

人と比べてしまうなら、いっそのこと『過去の自分』と比べてみませんか?

過去の自分にさかのぼって、今の自分と比べてみましょう。

おすすめは、『昨日の自分』と『一年前の自分』の二人。

『昨日の自分』は、昨日よりも少しだけできるようになった自分を感じられるためです。

つまり「小さな成長」

平昌パラリンピックで金・銅メダルを獲得した成田緑夢選手は、目標を定めたら1万個の工程に分けるそうです。

夢に向かって、小さな小さな一歩を踏み出していく。

そして、昨日の自分を振り返って、小さな成長を感じましょう。

いきなり100%の成果を求めるのではなく、日々成長を感じられるメンタルを持ちたいですよね。

『一年前の自分』は、より大きな成長を感じるためです。

一年間は365日あります。8,760時間あります。

睡眠時間を7時間とったとすると、残り6,205時間あります。

このうち、今あなたが取り組んでいることにどれくらいの時間を使って取り組んできたか、イメージしてみてください。

(取り組んだ時間の量は人それぞれなので他人と比べちゃダメですよ笑)

何が言いたいかというと、自分が思っている以上に努力してきているはずなんです。

一年間でかなりの努力をしているはずなんです。

だって、なにも努力していなかったら、そもそも結果なんて期待しないですよね。

自分自身に期待するということは、それだけ自分がやってきたことがあるからなんです。

それなのに、周りの人とばかり比べていては、自分の努力に目がいきませんよね。

最後にもう一つ。

過去の自分と比べる時は「今できていること」に目を向けましょう。

一年前の自分と比べたとき、「一年前の自分は〇〇ができていたのに、今はできなくなっている」と、できないこと比較してしまいがち。

どんな小さなことでもいいので、「成長したこと」に目を向けましょう

わたしは「絶対に人と比べないように!」とは言いません。

比べることでプラスに働くのであれば、それはいいことです。

でももし、人と比べることがイヤになっているのであれば、少しずつ自分を変えてみてください。

他人はコントロールできません。

できるのは自分自身。

「でも、自分ひとりではなかなか変えられない」

そう思ったら、ドアをノックしてみてください。

スポーツメンタルコーチはいつでもあなたの話を聴きます。

小さな一歩を踏み出して、小さな成長を感じながら成長していきましょう。


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