「ゴルフって難しい!」と声に出したことはありますか?
私も、ゴルフ始めた当時はそう思っていたことがありました。
では、敢えて質問です。
ゴルフは「難しい」ですか?
言葉で自分にフタをしてしまう
ゴルフに対する難易度の感じ方はそれぞれなので、様々な答えがあっていいんです。
わたし自身もゴルフを楽しむ者として、「ゴルフは超簡単なスポーツだ!」なんて思ったことはありません。
しかし、「難しい」とは考えないようにしています。
「簡単ではない」のであって「難しい」のではないのです。
「プロでもないあなたに何がわかる!」という声も聞こえてくるかもしれませんね。
わたしがここで伝えたいことは、言葉の選び方です。
「難しい」と声に出してしまうと、頭の中が「ゴルフ=難しいスポーツ」と認識してしまいます。
言い換えると、あなたの発した言葉で、脳にフタをしてしまうのです。
さらに言うと、ゴルフを難しくしているのはあなたの脳なのです。
言葉を言い換えてみよう
ではそうするのが良いのか。
「難しい」という言葉を使わずに「簡単ではない」と言ってみましょう。
それだけ?と思うかもしれません。
繰り返しになりますが、脳はあなたが発した言葉に影響を受けます。(言葉もまた、その脳からきているのですが)
そして、脳は否定語を認識しにくいという特徴があるのです
「簡単ではない」と言えば、「簡単」という言葉が頭の中に残りやすくなるのです。
捉え方は自分次第
口にする言葉を換えたからといって、スポーツの概念そのものが変わるわけではありません。
急にスポーツのルールが変わるわけではありません(当たり前ですが)
では何を変えたか。
それは、あなたの認知。
世界三大心理療法家の一人、アルバート・エリスさんが提唱する理論にABC理論というものがあります。
A:Adversity(出来事)
B : Belief(信念)
C : Consequences(結果)
出来事(A)に対して、あなたの考え・信念(B)があり、信念が結果(C)につながるという考えです。
ゴルフに例えてみると、
A : バンカーに打ち込んだ
B : なんでこんなミスショットしたのか
C : と考えて気落ちする
みたいなイメージです。
ここで理解しておくべきことは、Aは変えられるものではないということ。
起きたことは、変えることはできないですよね。
ゴルフというゲームのルールを変えることもできませんし、打ったショットのことも変えることができません。
では、Bはどうでしょうか。
ゴルフに対する信念、考え方。
これは自分の力で変えられる気がしませんか?
先ほどの例に例えると、
A : バンカーに打ち込んだ
B : ミスはつきもの。それでも前に打てる
C : だから次の一打に集中できる
という感じです。
こうやって考え方を変えられたら、どんな素晴らしい結果(C)が待っているでしょうか。
「ゴルフ=難しい」って捉えるのではなく、「簡単ではない」と捉えるのも同じです。
頭の中で「ゴルフって簡単ではないよね!」って唱えてみてください。
なにか気分が少しだけでも変わりませんか?
言葉遣い1つを変えるだけで、結果って変えられる可能性があるんです(^^)
Bを変えていくためのメンタルコーチ
信念や考え方を変えるのって、簡単ではない時があります。
なぜなら、人にはそれぞれ「思い込み」というものがあるからです。
信念を持つことはもちろん悪いことではありません。
しかし、ある偏った思い込みは時として悪い結果に導いてしまう時もあるのです。
だからこそ、私たちスポーツメンタルコーチはみなさんの思い込みを取り除きます。
目指す目標に向かって一緒に歩んでいけるようなコーチングを行っています。
体験コーチングもやっておりますので、ぜひお試しください!
あなたのゴルフメンタルは、今すぐにでも変えられます。
小さな一歩から踏み出してみましょう。
次回のメンタルゴルフもお楽しみに!