「自分に自信が持てない。だから結果が出ない」
スポーツに限らず、あらゆる場面でそう考えている方も少なくないです。
では、本当に自信がないと結果って出ないものなのでしょうか。
結論から言うと、自信と結果は必ずしも直結しない。ということ。
自信がなくてパフォーマンスが出せないと思っている人へ、ぜひ読んでほしいコラムです。
自信があれば結果は出る?
では、冒頭の言葉をひっくり返してみましょう。
自信があれば、結果は出ると思いますか?
多くの方は、YESと答えるでしょう。
きっとそれは、過去にそう感じてきた経験があるからです。
もしくは「自信」という言葉と共に結果を出してきた人がいるからです。
「自信を持ってプレーすることができました」
というセリフはよく聞きますよね。

自信がないと結果が出ない、は思い込みかも
では、その反対(つまり最初の言葉)に、戻します。
自信がないと、結果は出ないと思いますか?
ここでもYESと答える方は、おそらくこう考えているかもしれません。
自信があれば結果は出る。だから、自信がなければ結果は出ない。
表にすると以下のようになります。

表の左上が自信があって結果が出た時。右下が自信がなくて結果が出た時。
左上と右下が対の関係になっているイメージです。
「自信があれば結果は出る。自信がないから結果が出ない」
結論から言うと、これも一種の思い込みなんです。
自信なくても結果が出たことありませんか?
先ほどの表をもう一度見てみてください。
右上と左下が空白になっていましたね。

右上は、自信はないんだけど思っていた以上に結果が出た時。
左下は、自信あったんだけど結果は出なかった時を表します。
あなたの人生を振り返って、思い返してみてください。
どちらも経験したことありませんでしたか?
自信はなくても、やってみたら良い結果になったということ、あるはずです。
そこには、自分の努力のチカラや、周りのサポートのチカラもあったはず。
反対に、自信はあったけど良い結果にはならなかったこともあるでしょう。
スポーツには相手がいる以上、これは仕方がないことです。

表をアップデートすると、結局どこも埋まりましたね。
そうなんです。どれもありえることなのです。
つまり何が言いたいかというと、自分の「自信」だけで「結果」が決まるわけではないのです。
【自信⇒結果】と1対1の関係で捉えないでほしいのです。
自信と結果は必ずしも直結しない。
そんなマインドを持つことができれば、「自信があるかないか」なんて囚われなくなります。
自信があるかないかに囚われなくなったら、いま自分がやるべきことやプレーに集中できます。
自信という言葉に囚われることなく、最高のパフォーマンスを発揮しましょう!