メンタルゴルフ Vol.36 口ぐせから変えていこう!

ゴルフをしているとき、ついつい使ってしまう言葉ってありますよね?

もしかすると、その言葉一つがあなたのメンタルを乱しているかもしれません。

発する言葉を見直すだけでメンタルを整えることができたとしたら、とても効率的なスキルアップになると思いませんか?

今回は、ゴルファーがついつい口にしてしまう言葉とその影響を紹介します。

ゴルファーの口ぐせ① 難しい

これが最も多いでしょう。

「難しいコース」「難しいホール」「難しいライン」などなど。

知人とゴルフしていたり、キャディの仕事をしていたり、ゴルフの中継を観ている時によく聞く言葉です。

あなたがそれを「難しい」とひとたび言ってしまえば、それはもう「難しい」存在になってしまうのです。

これから打とうとするときに、わざわざ「難しく」する必要あるでしょうか。

一方で、難しい状況をクリアしたことで自信につながるケースもあります。

例えばHDCP 1のホールをパーやバーディーで上がれたとしたら、自信になりますよね。

でもそれって、後から知ったっていいと思っています。

わたしがキャディをしている時、難易度の高いコースをパーで上がれたお客様がいたら、次のホールに向かうときに時々こう言ってます。

「実はいまのホールはHDCP 1なんですよ」

すると、難度の高いコースでパーを取れたんだ!というポジティブな感情が生まれます。

その感情が、次への自信につながるのです。

では、もしそれをティーイングエリアで聞かされていたとしたらどうでしょうか。

ティーイングエリアで「このコースは最も難しいんです」って言われたらどう感じるでしょうか。

自分で「難しい」と言ってしまうのは、まさにそういうことです。

自分でコースを、ホールを、ラインを難しくしてしまっているのです。

とはいえ、状況やコース・ホールによって難易度が変わるのは事実です。

そんなときは言葉の入れ替えをオススメします。

「難しい」を「簡単ではない」

もしくは

「難しい」を「難易度が高い」 

といった具合に、です。

『脳は否定形を認識しない』と言われているので、「簡単ではない」といえば「簡単」が頭の中に残るのです。

合わせてコチラもお読みください。

「難しい」という言葉を使わない、もしくは置き換えるだけで、感じる世界が変わってくるのです。

言葉で自分の世界を変えられたら、あなたの心にどんな変化があると思いますか?

ゴルファーの口ぐせ② 絶対に○○ない

これもついつい発してしまう言葉の一つです。

「絶対にグリーンに届かない」「絶対に入らない」「絶対に谷を越えない」などなど。

思い当たることはありませんか?

そのような言葉を発したとき、あなたの頭の中で「できない自分」を思い描いています

イメージは大事です。

プレーの前の良いイメージが良いプレーにつながります。

逆に、良くないイメージをショットの前に持ちたくはないですよね?

ゴルフに絶対はありません。

…と言いたいところですが、実際は「絶対的なこと」はあります。

たとえば、「わたしが全ホールでホールインワンを決めて18打でホールアウトする」

これはさすがに「絶対」とつけたくなるほど不可能なことです。

ですが、そのような極端な「絶対」はそもそも思考の中にないと思います。

「絶対○○ない」と口にするということは、それはあなたの思考の中にあることと言えるでしょう。

つまり、どこかで成功する可能性を信じているのです。

グリーン上で「これ絶対入らないよ」って言っても、入る自分いると信じているからこそ、そんな考えになるのです。

だったら、信じましょう!

「絶対入らない」って口に出す必要はありませんよね(^^)


目の前にある事実は変えられなくても、あなたの思考はあなた次第で変えられます。

思考を変えることができたら、きっと未来を変えられると信じています。

ゴルフのときだけでなく、日ごろから口ぐせを見直してみたら、どんな素晴らしい変化があると思いますか?

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