今回は「振り返ればヤツがいる」という話。
ラウンド中、ミスショットが出てしまったときにこんなこと考えていませんか?
「なぜミスしたんだろう。どこが悪かったのだろう」
私も一時期同じように考えていた時期がありました。
こんなハズじゃない、と思いながらラウンド中に頭の中で分析をはじめ、あげく次のショットに集中できなくなり、またミスをするという繰り返しです。
ゴルフは言わずもがな「ミスするスポーツ」
だからこそ、ミスしたときの考え方を紹介いたします。
先日読んだ本からこんな話を引用します。

僕たちは無意識のうちにバックミラーを使って、過去を再生しては追体験する。そして「昔の自分の姿」を「今の自分の姿」と思い込み、過去の縛りを基準にして自分の限界を決め、今そこに確実に存在する可能性にブレーキをかけてしまうのだ。
THE MIRACLE MORNING 人生を変えるモーニングメソッド ハル・エルロッド
著者はこれをバックミラー症候群と呼びます。
バックミラーを見るように過去を見て、ミスをしてしまった自分を今の自分に重ねて次のショットにまで影響を及ぼしてしまうことです。
例えばあなたのショットの確率がサイコロの目のようなものだったとします。
偶数はグッドショット、奇数はミスショットといったように(あくまで例えです)
本来、ショットごとにあなたのスキルが急に増減するわけではないので、確率は一緒のはず。(ライごとに難易度はもちろん変わりますが、そこは置いといて)
しかし、過去のミスを引きずって今の自分に重ねてしまっては、「ミスショット」のサイコロの目を自ら増やしているようなものなのです。
過去を振り返って反復練習をするのはラウンド後にできますので、今は次の1打に集中しましょう。
ゴールは常に「前」にあります。
さあ、1つ深呼吸をして、次の1打へ!
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