10月某日。
栃木県の小山市にあるTBC太陽クラブ様にて、今話題のスポーツ『フットゴルフ』を体験してきました。

今回のメンタルゴルフのブログは、少し趣向を変えてフットゴルフで得た気づきを紹介します。
ゴルフにも活かせる気づきですので、ぜひ最後まで読んでください!
フットゴルフとは
フットゴルフとは、簡単に言うと「サッカー+ゴルフ」です。
足裏にピンがついていない、いわゆるトレーニングシューズのような靴で5号球を蹴ってホールアウトまでの打数を競います。
カップの大きさはボールの直径の2倍ほどで、これはゴルフのボールとカップの関係とほぼ同じです。
コースにもよりますが、わたしがプレーしたコースはパー3で100ヤード弱、パー4で100~150ヤード程度、パー5が200ヤード超でした。
参考までにTBC太陽クラブ様のスコアカードとコースレイアウトを紹介します。


コースレイアウトにもある通り、いくつか池があるコースもあります。
特に4番/13番は池越えのホールで、しっかり距離を出さないと池に入ってしまいます。
ちなみにわたしは両ホールとも池ポチャでした(笑)
ゴルフとは少し違う点
プレーしながら気づいたことがあります。
それは、意外と転がして強い球を蹴った方が距離が稼げることもあるという点。
最初はゴールキーパーがゴールキックでドーンと蹴るイメージでプレーしていたのですが、風の抵抗などもあり意外と距離が伸びません。

インサイドキックで、遠い相手にパスを出す感覚で強く蹴ると、距離が稼げました。
これはおそらく、ボールの大きさの違いが大きな理由でしょう。
ゴルフボールの直径に対する芝の長さ(=抵抗)と、サッカーボールの直径に対する芝の長さの比が違うため、サッカーボールは芝の上でもかなり転がります。
また、木の横にボールがぴったりついてしまった時。
通常のゴルフではスイングができなくなりますが、フットゴルフなら左足で蹴ることもできます。
ピンチが意外とそうでもない、という場面が何度もありました。
反対に、ボールの後ろに木があると、助走しづらくなるということもありました。
通常のゴルフでは助走不要ですからね。

一番の気づきはスイングのこと
わたしなりの一番の気づきはスイングのことです。
プレー中、「どう蹴ろうか」といったスイング(ここではキックのこと)のことをほとんど考えていなかったことに途中で気づきました。
ただひたすら、「あのターゲットに近づけるにはどんなボールを蹴るか」というイメージばかりしていました。
少しばかりサッカーの経験もあるので、どれくらい蹴ればどんなボールが打てるというイメージが染みついているからだと思います。
ゴルフに置き換えてみれば、「どんなスイングをしようか」ではなくて「どんな球を打つか」です。
同じようで、違います。
とある有名プロも、試合中にスイングのことを気にし始め、ゲスト参加していたPGAツアープロから「コースに集中したほうがいいよ」とホールアウト後に言葉をもらったという話を雑誌で読んだことがあります。
プロでもスイングのことにフォーカスしてしまいがちなゴルフですが、スイングとは手段であり目的ではないということですよね。
だからこそ、ターゲットにフォーカスして、ショット全体のイメージを高めていく。
スイングのことだけに集中するのではなく、全体をイメージしていく。
そんなことに改めて気づくことができたフットゴルフでした。
まだ体験したことがない方、ぜひ一度やってみてください!
きっと楽しめますよ!
コースやルールの詳細は、一般社団法人 日本フットゴルフ協会のホームページでご覧いただけます。