即決しよう! メンタルイメージを鍛えるための思考法

プレー中に迷った時、すぐに決断できていますか?


ゴルフ、野球、バスケットボール、バレーボールなど、すぐに次のプレーが始まる競技の場合、動きに迷いがあると集中できないですよね。

「なかなか決断できない」

そんなあなたも、今日から『即決』できる人になりましょう!

なぜ迷うのか

そもそも、なぜ迷ってしまうのでしょうか。

人が迷う時はいくつか理由があります。

①失敗したくない

誰だって失敗したくないという気持ちがでてしまうものです。

失敗したくないからこそ、じっくり考えちゃうんですよね。

②他人の評価を気にする

心の中では決まっていても、「〇〇さんにはどう思われているだろうか」とか、「監督やコーチに怒られないだろうか」とか、考えてしまうことありますよね。

他人を気にすればするほど、他人から見た自分を意識するようになり、決断が遅くなってしまいます。

③選択肢が多すぎる

ファミリーレストランにいって、膨大なメニューの中からランチを選ぶとき、迷いませんか?笑

選択肢が多いと迷うのは良いことである反面、迷いの元なのです。

ちなみに、松岡修造さんは決断力を上げるために、実際にファミレスで席に着いたら5秒で注文を決めることをしていたそうです。

5秒で決めてみよう

では、あなたも5秒で決めてみましょうか!

突然ですが、下の4つのケーキから食べたいものを1つ、5秒で選んでください。

はい、スタート!

どうですか?

5秒で選べましたか?

ではもう1問。

下の4つのケーキから食べたいものを1つ選び、食べている自分を想像して、そのケーキの味をイメージしてください。

制限時間は5秒! はい、スタート!

どうでしたか?

美味しいケーキはイメージできましたか?

先ほどの1問めに比べて、より早く決めたのではないでしょうか。

イメージする時間を大事にする

選ぶだけの5秒(1問め)と、選んでさらに食べるイメージをする5秒(2問め)では、決断までの時間が違ったと思います。

制限時間が5秒なのに、選ぶのに4秒使っていては味のイメージができないですよね。

スポーツに置き換えて考えてみましょう。

例えば野球において、ピッチャーの次の投球までに球種を選ぶだけなのと、その球種を打つ自分をイメージするのと、どちらが良い結果を生むでしょうか。

ゴルフにおいて、次のショットのクラブを決めるだけなのと、そのショットの弾道やスイングをイメージしてから打つのとでは、どちらが良い結果を生むでしょうか。

心理学教授のアンダース・エリクソンさんは著書でこう言います。

傑出した技能を持つ人と、普通の人との違いは、心的イメージの質と量である

アンダース・エリクソン 「超一流になるには才能か努力か?」より

つまり、どれだけ質の高いイメージを増やしていくか

次のプレーまでの時間が限られているのなら(ほとんどの競技がそうだと思います)、すぐに決めて少しでもイメージする時間を取ったほうがいいですよね。

即決には直感力

即決するためのポイントは「直感力(もしくは直観力)」

文字通り、直感で決めましょう。

直感は多くの場合で合っていると言われています。

直感とは、決してあなたが「テキトー」に選ぶことではなく、経験と記憶に基づいて瞬間に無意識に判断していることなのです。

また、無理に「直感(直観)が正しい」って思わなくても大丈夫です。

その瞬間、未来の答えなんてわかりません。

ときには良くない結果になり、「あの直感は間違っていた」と思うかもしれません。

それよりも意識したいのは、イメージする時間をしっかりとって、その瞬間に集中したという『過程』

結果は結果。

良い時だってそうでない時だってあります。

イメージの質と量を少しずつ上げていく『過程』も大事にしましょう!


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