プレッシャーを感じてしまうときの心のあり方

大事な試合。大事な場面。

プレッシャーに押しつぶされそうになったことは多くの方が経験あるはずです。

プレッシャーとは何か。

プレッシャーとはどんなときに生じるのか。

プレッシャーに対する考え方が変われば、きっと今日からプレッシャーによる影響も小さくなってきます。

プレッシャーとは圧力

英語ではPressureは圧力のことを指します。

よくストレスと混同されますが、正確にはプレッシャーは圧力でストレスは応力です。

外から受ける影響やチカラがプレッシャーであり、その結果生じるココロの反応がストレス。

と捉えて頂くとイメージしやすいかと思います。

では、地球にいるわたしたちが毎日無意識レベルで感じているプレッシャーはなんでしょうか。

答は、気圧(大気圧)です。

英語ではAtmosphereと言うのでPressureではないと思う方もいるかもしれませんが、大気の「圧」を常に感じていると思っていただければOKです。

そうなんです。わたしたちは常に大気圧下にいるのです。

台風の時に950hPaとか大気圧がどれくらいかをニュースで聞きますが、もちろん平常時も1,000hPa超えの気圧の中で暮らしています。

つまり、人間みな誰しもプレッシャーの中で暮らしていると言えます。

未来と今のズレがプレッシャーを生む

「話を聞きたいプレッシャーはそういうことではない」

そう感じる方も、もう少々お付き合いください。

大気圧が小さいところはどこでしょうか。

代表的なのは飛行機に乗った時の上空や、登山した時の山の上があげられます。

なぜ、気圧が小さいかと言うと、標高が高いからです。

高い所であればあるほど、大気圧は下がります。

だから上空ではポテトチップスの袋がパンパンに膨らむのです

外からの力(大気圧)が下がるため、相対的に中の空気が外に押し出そうという力が大きくなるためです。

なにが言いたいかというと、高低差があると感じるプレッシャーに差があるということ。

言い換えると、差を意識するから心の中にプレッシャーという概念が出てくるのです。

いま心の中に、「こうしたい」「こうあるべき」って思う気持ちがあったとします。

一方でいまの自分が客観的にできるレベルがあるとします。

いまの自分と目指すところの差が大きいと、人によってはそれがプレッシャーになるのです。

だからこそ、いまに集中する。

プレッシャーに対する捉え方を変えていこう

先ほどの例で大気圧の話をしましたが、大気圧は全員に同じくかかっているチカラです。

例えばチームスポーツをしていて、チーム内で目標が同じだとしたら、(理想は)プレッシャーも同じはずです

にもかかわらず、プレッシャーというものに負けてしまう人と、そうではない人がいます。

その違いはどこにあるのでしょうか。

それは、プレッシャーに対する心のあり方が違うからです。

プレッシャーを感じた時、未来といまの差を埋めるためのチャンスと思えるか。

プレッシャーは、自分の成長と思えるか。

ちょっとした心のあり方で、未来は変わっていきます。

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