「もっと成長したい」
大きな目標や夢に向かっているあなたは、きっとそう思っているでしょう。
成長のために必要なことはいくつかありますが、繰り返しの練習ももちろんその1つ。
ですが、ただ練習をすればいいというわけではありません。
快適な環境(コンフォートゾーン)を抜け出し、成長への一歩を踏み出していきましょう!
人間の脳は変化を嫌う
もともと人間の脳は変化を嫌うため、快適な場所に無意識に居座ろうとするものです。
やりにくい練習よりも、やりやすい練習を選んでしまいますよね。
それはあくまで自然な反応なので、決して悲観する必要はありません。
ですが、今あなたは「もっと成長したい」って思っているはずです。
だからこそ、その快適な場所を抜け出してみましょう。
コンフォートゾーンとラーニングゾーン
次の図は、快適な環境(コンフォートゾーン)から成長までを表します。

左がその人にとってのコンフォートゾーンです。
右に向かえば学習する環境(ラーニングゾーン)があり、さらに右に進むと成長が待っています。
わかってはいても、なかなか快適な環境を抜け出すことができないもの。
なぜなら、コンフォートゾーンの隣には「恐怖」があるからです。
恐怖は人それぞれに生まれる自然な感情。
では、恐怖に打ち勝つために、どうするべきなのか。
ちょっとだけ外に出る
コンフォートゾーンを抜け出すときに大切なことは、いきなり大きく外に出ないことです。
新しいことにチャレンジするときは、つい大きな行動を取りたいと思いがち。
ですが、大きなことにチャレンジしようとして挫折してしまった経験は誰にでもあるでしょう。
先ほどの「恐怖」とは、過去にあった挫折や失敗の経験の記憶から生まれています。
自分にとって快適な環境から「ちょっとだけ」外に出て、歩み始めましょう。
小さな一歩を大切に!
快適な環境も忘れないでおく
「大切なことはコンフォートゾーンの外に居続けることだ」という考えがあります。
否定はしませんが、それだとツラくなる時が必ずやってきます。
ツラすぎる時は、自分にとってのコンフォートゾーンにいつでも戻ってきてください。
それは決して甘えではありません。
無理をし続けること=正解、とは限らないのです。
自分にとってのコンフォートゾーンがどこかをわかった上で、ラーニングゾーンに身を置くのです。
自分がどこにいるのか。それを俯瞰で見る。
心理学ではメタ認知とも言われます。
自分を正しく見ることがメンタルを整えていく秘けつです。
自分自身を正しく見て、あなたにとってのコンフォートゾーンはどこにあるのかを思い描いてみましょう。
そして、ちょっとだけ外に出てチャレンジしてみましょう!
その先に、どんな素晴らしい未来が待っていますか?