「わたしメンタルが弱いんです」
「ぼくはメンタルを強くしたい」
メンタルが弱い。
メンタルを強くしたい。
スポーツに取り組む中で、そのようなことを思っている方も少なくないでしょう。
そんなあなたに提案です。
メンタルを「強いか、弱いか」で考えるのは今日で終わりにしませんか?
強くしようと思うのではなく、考え方からアップデートしてみましょう。
弱いと思うのは誰かと比べているから
では、なぜ「メンタルが弱い」と思ってしまうのでしょうか。
理由の一つに、他の誰かとメンタルの良し悪しを比べてしまっているということが挙げられます。
世間一般的に「メンタルが強い」と思われているアスリートや有名人を見かけますし、皆さんの周りにも「メンタル強いね」って言われている人もいるでしょう。
そのような人と自分を無意識に比べていませんか?
結論から言うと、人と比べることはオススメしません。
それが原動力となる人がいることは事実ですが、人との比較に終わりはなく、ツラくなることのほうが多いと言えるでしょう。
ぜひコチラのブログもご覧ください。
強いか、弱いかに尺度はない
そもそも、『メンタル』という精神的な目に見えないものを、どうやって強い/弱いって判断できるのでしょうか。
メンタルに尺度はなく、強い/弱いというのは個人が個人の裁量でそう思っているに過ぎません。
たとえば、「おれメンタル強いんだぜ」って言ってくる人が隣にいたとして、「あぁ、そうなんだな」と思うのが自然ですよね。
「いやぁ、あなたのメンタル指標は70点だから強いとは言えないよね」なんて思う人はいません。
尺度がないのですから、その人がそう言ったらそう思ってしまうものなのです。
言い換えると、強いか弱いかなんてその人の価値観でしかないのです。
尺度がないものに、振り回されていませんか?
強い弱いは人間が勝手に作ったこと
紀元前500年ごろの中国に『老子』という人がいました。
あるがままの自然を説いた人で、老子の考えは現代にも残っています。
老子が書いた文にこんな言葉があります。
天下みな美の美たるを知るも、これ悪のみ。
老子 第二章

世の中の人たちは美しいものを美しいことと感じるが、それは醜いことなのだ。
という意味です。
美しいか・醜いか、その価値観や判断は人間が勝手に決めたものに過ぎません。
長いか・短いか、広いか・狭いか、大きいか・小さいか。
これらもすべて、人間が勝手に決めたものです。
強いか・弱いか、も同じです。
誰かを強いと思うから、弱いと思う人が生まれるのです。
だからこそ、自分自身のありのままのココロを大切にしませんか?
メンタルは強くするのではなく、整えていくものではないでしょうか。
「誰かに勝とう。誰かを追い越そう」
そんなことを考えるよりも、自分自身に目を向けてみましょう。
スポーツメンタルコーチは、メンタルに悩むアスリートを応援します。
メンタルで悩んでパフォーマンスを発揮できない。
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