わたしがスポーツメンタルコーチを目指したワケ

2. 人と触れ合い、人を支えるのが好き

子どもの頃から、人と触れ合うことが好きなやつでした。

小さな小さな宿泊業を営んでいた両親のお陰で、毎日のように「はじめまして」の大人たちとお話しする小中学生時代。

いまとなってはとても不思議な感覚ですが、当時はそれが当たり前の生活でした。

思えば、この頃から『初対面の方と話をすることの素晴らしさ』に気づいていたのかもしれません。

加えて、誰かを支えたいという気持ちを常に持っていました。

時々自分のことばかり考えてしまう自分もいますが、そんな時にいつもこの言葉を思い出しています。

1人の100歩より、みんなの1歩

自分ひとりが努力して、前に進み続けることは大切です。

一方で、周りの人を置き去りにしてまで自分だけが進み続けることをわたしは好みません。

だからこそ、誰かを支え続けていきたい。

そして、もう一つわたしの人生で大きな出来事がありました。

社会人8年目の頃、会社からそこそこ期待されていたわたしは関係会社に出向することになりました。

その出向先でメンタルがやられてしまい働けなくなったのです。

「周囲の期待にこたえなければならない」

そう思い続けていたわたしは、日々のプレッシャーと激務に耐えられなくなりました。

メンタルを学んでいる今だからわかります。

「周りの期待に応える」というモチベーションで行動することは、時に良くない方向にいってしまうということを。

その後無事に復帰できましたが、周りの方の多大なサポートがあったことは言うまでもありません。

家族や職場のみなさんには本当に感謝しています。

人に支えてもらうことの大切さを心から感じた経験があるからこそ、人を支えることをし続けていきたいのです。

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