いつも私たちにアツく前向きな言葉を残してくれる松岡修造さん著書の「弱さをさらけだす勇気」を読んだのでアウトプットします。

松岡修造さんってどんな人?
元テニスプレイヤーであることはご存知かと思います。
どれくらい凄かったかというと、1995年のウィンブルドンで日本男子として62年ぶりのベスト8進出をした方です。
さらに、若手育成のための「修造チャレンジ」というアカデミーを創設し、数多くのテニスプレイヤーを指導してきました。
あの錦織圭選手も修造チャレンジのアカデミー生の一人であることは有名ですね。
現在は、テレビなどでキャスターとして大活躍されています。
アスリートのエピソードがたくさん
この本の素晴らしいところは、たくさんのアスリートのエピソードが添えられているところ。
掲載されているアスリートエピソード(順不同・敬称略)
【フィギュアスケート】羽生結弦、宮原知子
【スピードスケート】高木美帆、高木菜那、小平奈緒
【競泳】萩野公介、北島康介
【スキージャンプ】高梨沙羅
【パラスノーボード】成田緑夢
【スノーボードハーフパイプ】平野歩夢
【カーリング】LS北見
某番組のスポーツコーナーのキャスターとして活躍されていた時期もあり、多くのアスリートとお話してきた修造さんだからこその一冊です。
そんな中でもやはり松岡修造さん自身のアツい言葉は私たちを元気にしてくれます。
今回は、この本の中から松岡修造さんの言葉をいくつか紹介します。
ビリは伸びしろ的にはトップ!
人と比べてしまうと、どうしても気持ちが上がらないときがありますよね。
「アイツは…」「でも私は…」
順位が明確になるスポーツであればなおさら気にしてしまいます。
だからこそ、考え方をリフレーミングしてみる。
そう、ビリは伸びしろだらけなんです。
修造さんの言葉を借りれば、ビリは伸びしろのトップなんです。
自分にどれだけ伸びしろがあるかと考えたら、ワクワクしませんか?
夢が大きければ大きいほど…
「あれをやりたい」「これもやらなければならない」
やりたいこと・やらなければならないことがたくさんある人へ。
「〜しなければらなない」はあまり使いたくない言葉ですが、そういうわけにもいかない現状もあるでしょう。
だからこそ、考え方を変えてみる。
修造さんから見れば、「やりたいこと」「やらなければならないこと」がたくさんあるということは、それだけ夢が大きいということ。
やることだらけでうんざりしちゃうときもあるかもしれません。
そんなときは、「自分はそれだけ大きなことをしてるんだ」と心にそっと言ってみましょう。
緊張するということは…
緊張してしまう人へ。
そもそもなぜ緊張するのか。
修造さんの言葉で端的にいうと、「真剣だから」
「どーでもいいや」って思って行うことに緊張しないですよね?
今あなたがなにかで緊張するということは、それだけあなたがそのなにかに真剣に取り組んでいる証なのです。
だからといって簡単に緊張がほぐれるわけでもないかと思います。
ここはあえて、それを理解した上で緊張する自分に向き合って楽しんでみてはいかがでしょうか。
「あ、俺今緊張してるな。真剣だからなぁ〜。よっしゃ!やるぞ!」
っていうカンジに。
緊張する自分を無理に否定するのではなく、それを受け入れてみましょう。
本の最後に書かれていた言葉を添えて、本記事はここまでにします。
本当の意味での人の評価は、目に見える成功では測れない。
一番大事なのは、その人がどう生きてるか。
弱さをさらけだす勇気 松岡修造