東京2020オリンピックが閉幕し、日本は過去最多のメダル数で終わりました。
中には結果が振るわなかった競技もあり、女子バレーの元日本代表の大山さんはこのような記事をあげております。

「なぜダメなんだ」ではなく「もっとできる」女子バスケから学びたい“厳しさの質”とスケボー選手の“清々しさ”(大山加奈)
今回新種目として取り入れられたスケートボードやサーフィン、ボルダリングなどを見ていたら、プレッシャーがかかる本番でも「勝ちたい」「勝たなきゃ」というよりもまず、「今まで練習してきたことを発揮したい」という前向きな姿がとても印象的でした。
スポーツメンタルの視点でも、この記事はとても興味深いです。
「勝ちたい」から「勝たなければならない」となってしまうと、結果ばかりに目が行きがちになります。
アスリートは結果がすべて、と考える方も少なくないかもしれません。
だからこそ、それまでのプロセス(過程)をもっと大事にするべきなのです。
そしてこの大山さんの記事の素晴らしいところは、大山さんなりの改善案を提案されていること。
監督・コーチ抜きで試合、というのはとてもおもしろそうです。
選手たちだけで考え、選手たちだけでやり切る。
これは選手たちにとってとても貴重な経験となるはず。
次世代を輝く世代が、チャレンジする機会を常に持てるよう、周りの人たちがサポートしていきたいものです。
スポーツメンタルコーチとして、改めて考えさせてくれる素晴らしい記事でした。