マスターズ2021。日本人初、そしてアジア人初の快挙を成し遂げた松山英樹選手。
簡単な言葉では表せないほど、素晴らしいものを見せてもらいました。
あの涙から9年。
今度は最高の涙を、感動を添えて私たちに届けてくれましたね。
TBSの放送では、中嶋常幸プロとゲスト解説として宮里優作プロのお二人が解説されてました。
とても和やかで、かつわかりやすく解説してくれました。
サンデーバックナインに入ったあとのこと。
5打近くリードしていたときに解説の方々が話していた言葉が印象的でした。
中嶋プロ「”勝てる”って思い始めちゃうとよくないよね」
優作プロ「”勝つ”、ですね」
一言一句を記憶していませんが、このようなことを仰ってました。
一見すると同じような言葉ですが、この違いを理解することが超一流アスリートに求められることなのかもしれません。
“勝てる”は、どこか慢心が見え隠れします。
「優勝までの流れに乗った」と感じるようなイメージでしょうか。
一方、”勝つ”は、「優勝に向けて、自分がやることをきっちりやり切る。そしてかならず勝つ」という強い姿勢と気持ちを感じます。
これは他の言葉に置き換えても良さそうですね。
パーを取れる → パーを取る
など。後者のほうがより強い気持ちが感じられませんか?
ここ一番で気持ちを緩めず、目標を達成したいあなたへの言葉。
“勝てる”ではなく、”勝つ”!